ホーンテッド! 平坂読・著

前半は、色々ネタが詰まった、設定の練られたラブコメだな〜くらいに思ってたら、後半は一転。
主人公の饒舌さとか、主人公がすごく感情的になったりしておきながら実はクールで計算高いところとか、二つ名のつけ方とか、人間とは思えないような超人が登場するところとか、最後の行の英語のあれとかその他もろもろの点において、「これ何て戯言シリーズ?」と思わず言ってしまうことうけあい(僕は言ってしまった)。
どうでもいいけど、僕には珍しく、読み終わる前にトリック(というほどのものでもないが……)がわかった。
面白かった(よく言ってるけど、これ以上の感想をひねりだすのは難しいものだ。「面白い」以外のことを言おうとすればやたらと分析的になりがちでどうもうまくいかない)。
まあ戯言シリーズにはあまりないラブコメ分があってよいですね、ということで。


っていうかまあ偉そうに感想とか書いてますがライトノベルってほとんど読んだことが無いもので的外れなこと言ってるやもしれませんが、ご容赦くださいませ。