「テストで点が取れない」とか「体力がない」とかだったら、ある程度トレーニングとかすれば能力を向上させることができるけど、「駄目人間だ」というのを、トレーニングによって改善するということはできない。
なぜなら、駄目人間は、駄目人間から脱するための努力をできないから。
「駄目」というのは包括的な概念であって、そこから脱するために必要な能力の欠如をも意味しているから。


というわけで、僕ができることは、自分が駄目人間でないと期待することだけ。
こうして駄目人間に見えるけれども、実はそこまで駄目人間ではなくて、駄目な状態から脱する能力を秘めていることを、期待するだけ。


というのは、普通は、「開き直り」というふうに言われる。
でもそれは「人間は皆、生まれつき、駄目人間ではない」という仮定に基づいているのであって、正しいかどうか分からないんだけど、でも、やっぱりそう仮定しないと虚しいので、結局僕もそう仮定するしかないんだよね。
はあ。


余談だけど、来年大学に入る方にお勧めしたいのが、入学した瞬間に休学して、1年間数学だけを勉強して、次の年から普通に1年生をやるというもの。
最近思いついた。
これやればよかったなあ。
親説得するのがめんどそうだからやらなかったかも知れないけど、休学してる間学費はかからない(はず)し。

【追記】
上の削除線で消した部分のことはお勧めできません。
普通、休学は、病気・経済的な事情などの特殊な理由がない限りできないようです。
学生は講義に出席して単位取得に励みましょう。