僕が冬の星座で判別できるのはオリオン座くらいしかないのですが、たまに空を見上げて自分の知っている星座を発見すると何ともいえない感慨を覚えます。
この感慨を分析すると、自分が本やら横浜こども科学館(←小学生のころ大好きだった)で覚えた知識が、夜空という、身近でかつ遠いものに対して役に立つのだ、という感慨であって、大仰なことを言えば、理性が天空の世界にも適用されうるという感動であり、まさにこれこそ全ての自然科学の原点にあるものであることに鑑みても、天文学が最も古い自然科学の一つであるということも容易にうなずけるのであります……


というような内容のエッセイは世界で1ヶ月に1回くらいの頻度で書かれていそうだなあ。
新聞の科学コラムとかで。
新聞の科学コラムと言えば、読売新聞の佐倉統氏の『サイエンスサラダ』というコラムがありますが、どう見てもネタに困っていますね(この前は「すき焼きの文化は各地でこんなに違うものだなあ」という話でした)。


天文学の話に戻ると、確かに天文学は古い科学ではあるのだが、アリストテレスの呪縛でそのあとしばらく発展しなかったよね。