佐々木正悟『すごい手抜き』が人生のバイブルだと僕の中で話題に

いやー素晴らしい本。
ぜひ僕に読ませたい本。

世の中にごく少数いる完璧主義すぎる人向けに書かれた本。
つまり、僕のための本である。

メッセージはシンプルで「完璧主義じゃなくていいんだよ、手抜きしてもいいんだよ」ということを手を変え品を変え語ってくれる。厄介な性向を決して頭ごなしに否定せず、ときには褒め、ときには合理的に諭してくれる優しさもありがたい。

各章の最後に掲げられた、その章の内容をひとことで要約したスローガン(全部で30個)は自分自身への家訓として毎朝眺めたいね。

22章の「ときにはあえてギリギリに取り組め」とか割と目からウロコだよね。

完璧主義な人は世界に対しても感性が鋭すぎるって話は、知覚過敏が発達障害の原因の一つになりうると示唆していた発達障害の素顔 脳の発達と視覚形成からのアプローチ (ブルーバックス)を思い起こさせた。

手を抜くことは違和感があるし、完全に性格を変えることはできないけれど、がんばってそれに慣れていこうな、というメッセージは本当に暖かくて涙が出そう。

完璧主義すぎて生活に支障をきたしてる人はぜひとも読むべき本。
これからは適当に生きるぞー