大学の入学式で総長が「多様性がうんたら」とか言ってて、「障害を持つ学生のまわりでは自然発生的にその人をサポート云々」というくだりでは、「はいはい偽善偽善」と思ってたのだが、理科の実験で、視覚に障害を持つ学生のために、物質の色が変わったら音でわかる機械を教授が作った(詳細は違うかも)という話はちょっと感動した。
んーなんというか、最先端の研究をしてる教授が(最先端かどうか知らないがとりあえず最先端の研究してなかったら東大とかいられないっぽい)、その学生1人のためにその技術でもって1つ機械を作ってしまうというのが良い。いやまあその機械はごく簡単なものなのかもしれないけど、東大の教授が作ってくれるんですよ、一人のために。
この話の良さを分類するなら、「用途が狭い道具や機械萌え」の一種かな。
他に用途が狭い道具・機械といえば、学校の理科の(おそらくはすごい値が張るであろう)教材なんかいいね。
「波の実験をするためのすだれ状の装置」(http://search.12rikachan.com/cgi-bin/lookup?type=teacher&method=list&id=114484868219494&sid=114484868219494&digest=3cbe67c7c52754ea7646cf11f4908eaf&sequence=0&page=3&numbers=20&child=0の水平すだれ式波動実験器を参照)とか。
生徒が波の性質について理解するためだけに1年に1回だけ使われるんですよ?
16万もするのに。
萌えません?
今は他にあまり例が思いつかないのですが……この萌えよ伝われー。