神狩り 山田正紀・著

つまらなかった本の感想を長々と書くほど暇ではないので(っていうかさっさと明日の予習しろ!>僕)簡潔に書くけど、どうも乗り切れなかった。
中学生だったらなんとか乗れたかもしれないけど。
ていうかこの主人公科学者っていうよりただの神秘主義者だろ。
作中に、論理学には精通した主人公が、ある謎の古代文字に、論理記号が2つしか使われていず、13重に連なった関係代名詞が用いられていることから、この文字を使用していたのが人間の論理レベルを超越した存在(神)に違いない、と判断するシーンがある。


しかし、論理記号2つあれば残りの記号は定義できるって有名だと思うのだが。
関係代名詞13重ねぇ……
かわいいかわいい道重さゆみさんの写真が貼られているハロショが入っている109-2がある渋谷区が属する東京都の知事を務める石原慎太郎が書いた太陽の季節を読んだ彼が使っているノートパソコンLavieを作ったNECの社員であるところの彼女が昼休みにパスタを食べに行ったイタリアンレストランの店主の友人がよく利用するフィットネスクラブの……っていくらでも続けられるね。


まあ揚げ足取りはともかくとして、神が本当にいるかもしれない、と微塵も思えない僕は楽しめませんでした。


まあとりあえずいんちき科学とかが好きな人には自信を持って薦められます。