さっきNHK教育で高校数学の「数学基礎」という番組を見ていたのだが、その番組の中で
x^2+5x-2=0を解けという問題に対して生徒役の男性が黒板に記した内容は以下のようだった。

x^2+5x-2=0
x^2+5x=2
x^2+5x+\left(\frac{5}{2}\right)^2=2+\left(\frac{5}{2}\right)^2
\left(x+\frac{5}{2}\right)^2=\frac{8+25}{4}
x+\frac{5}{2}=\pm\frac{\sqrt{33}}{2}
x=\frac{-5\pm\sqrt{33}}{2}



しかし4行目から5行目への変形は「両辺の平方根をとって」とでも解説するのだろうが、同値性が見えにくくなっているために、±がなぜつくのかが不透明になっていて、あまりよくない教え方だと思う(実際この教え方だと±をつけ忘れる生徒が多そう)。
やはりオーソドックスに因数分解するのがよいのでは。