僕は中学高校と将棋部だったわけだがあまりまじめにやらなかったこともあり、結局、たぶん二段の強さには到達できなかったと思う。最高時で初段くらいだと思う(将棋倶楽部24の最高レーティングも1320とかだし)。
しかし曲がりなりに6年もやっててそれでは虚しいし、恐らく三段くらいになって初めて見える面白さがあるという気がしたし、正直もっと強くなれるはずだという気がしたので最近暇なとき(というのは嘘で現実逃避で)に将棋を指してたりしたんだけど、2ch将棋板の「30代以上の上達法(なんてあるのか)」というスレタイを見て、やっぱ将棋を再開するのはやめることにした。
というのも、年を取ると強くなるのは難しいという当たり前のことに気づいたからで、それは将棋だけではなくて、何でも、年を取るごとに新しいことを始めるorある分野に熟達するというのは難しくなるんだな、ということに気づいたからであった。
ということは、もう僕がこれから修得してある程度のレベルにまで行けることなんてもう数えるほどしかないんだと。
いうことにやっと気づきました。


(ここで、可能性という名の水門が、まるで諫早湾干拓事業のように次々と閉じられていくイメージを挿入する(絵は福本伸行


つい昨日くらいまで、面白そうなことは何でもやってみたかったんだけど(現に昨日もチェスを指してみた)、やっぱそうも言ってられないよね。
ということで僕の将棋の最高レーティングは一生1320かもしれないし、チェスは駒の動かし方知ってるレベルから脱しないだろうし、囲碁コントラクトブリッジも覚えないと思うし、カントの純粋理性批判は読まないと思うし、ユークリッド原論も読まないだろうし、源氏物語も読まないだろうし、グインサーガも読まないだろうし、全巻集めたウルトラクイズ問題集の全ての問題に目を通すこともないだろうし百人一首も覚えないだろう。
まー、もし老人になるまで生きてたらボケ防止にやるかもしれないし、今挙げたことのうち1つくらいは若いうちにやるかもしれないけど。


その中で何を選択するかが難しいね。
エヴァは今年中に見といてよかった。
詰将棋(フェアリー含む)は色々と面白いので趣味として残そうかと。
プログラミングは来年度終了までには多少はやっておきたい……これ一昨年も言った気もする……


こうして深夜にブログを書いてる間にも世界のどこかで能力もあり努力もできるやつが努力してるわけですね。
今日は寝よう。はあ。明日から1日5時間フランス語勉強しなきゃとか。はあ。