どうぶつサッカーの棋譜と局面の表記法(仮)

まず、どうぶつサッカーの棋譜の表記法と局面図の表記法を、ここで仮に定める。
これは標準化を目指したものではなく、あくまでテンポラリーなものだと考えていただきたい。


ひとことで言うと、棋譜は将棋のCSA形式、局面図はチェスのFEN形式の借用で、

  • りす=S、うさぎ=R、さる=M、親子ざる=Q、ボール=Bとする
  • 棋譜については、ボールのパスをつなげるときは駒の移動に続けてボールの移動をまとめて記す
  • 局面図については、先手後手を+/-で記す

ということです。
以下やや詳しい(が、完全ではない)説明。


どうぶつサッカーの棋譜を将棋のCSA形式を参考に定める。
先手から見て右、上から1,2,3…と数えていき、マス目を座標で表す。縦の列の数字を先に読む。このときゴールを除いた盤面は5行3列で、右上11から左下35まである。
ゴールも特殊なエリアではあるが実質的にマス目の延長とみなされるので、先手のゴールを6段目、後手のゴールを0段目とみなして、後手のゴールの座標を右上から10, 20, 30とし、先手のゴールの座標を右下から16, 26, 36と定める。
駒をりす=S、うさぎ=R、さる=M、親子ざる=Qとし、ボールをBで表す。動かす前の座標動かした後の座標を続けて書いてその後に駒の名前を書いて駒の移動を表す(例:1524S)。パスの場合は2423Bなどとボールが動いたように書く。先手/後手は+/-で表し、+/-のあとに、その手番で行われた駒の移動と行われたパス(あれば)を全て続けて書く。
例:+2423M2325B
また、特に初形からの何手目かを示したいときは、n手目なら数字"n"に続けて.(ピリオド)の後に指し手を表す文字列を続ける。
例:1.+2423M2325B
さるが一段目に進んで親子ざるに"成った"ときは、単に駒の名前を移動後の駒名Qにすることで表す。
例:+3221Q
ゴールしたときは、通常ボールの移動先の座標を書くところをかわりにGLと書く。
ボールの移動先として0段目、6段目の座標を書き、最後にゲーム終了の印として半角スペースを開けて記号#を記す。
例:+2312M1230B #


どうぶつサッカーの局面図をチェスのFEN形式を参考に定める。
先手の駒は大文字後手の駒は小文字で、各段に存在する駒/ボールを順番に記述する。1段目から順番に記述する。各段はスラッシュで区切られる。
各段は左から駒/ボールの名前(りす=S、うさぎ=R、さる=M、ボール=B)を並べた文字列で表される。何もないマスがn個連続するとき(1≦n≦3)、nと記す。手番は先手は+、後手は-で表し、局面を表す文字列のあとに半角スペースを開けて記す。
例えば開始時の局面はs1r/1m1/1B1/1M1/R1S +
となる。


変更履歴
12/13 初形からの手数を示す方法を追加、ゴールの書き方を座標を書くように変更、ゲーム終了の印に#を書くように変更