おかいつ

おかあさんといっしょ』の、みんなで「からだ☆ダンダン」や「きんらきら ぽん」をうたったりおどったりするシーンを見ていると思うのだが、大人が期待する動きをしている子は必ずしも多くない。
期待する動きというのは、たとえばからだ☆ダンダンで言えば、「でんでんだいこ」の動きをする、「こどもザウルス」のところでよつんばいになって足を動かす、といった比較的真似しやすいと考えられる動きのこと*1

よくて3割といったところか。それ以外の子は、適当に好きな動きをしていたり、後ろのセットに入ったり、おにいさんおねえさんに絡んだりしている。

大人の世界の常識からすると、ついもう少し「期待する動きをしてほしい」と思ってしまうものだが、結局このくらいでいいのだろう。子どもというものは、というべきか、人間というものは、というべきかわからないが。

実際自分が幼稚園に通っていたときのことを思い出すと、おゆうぎは恥ずかしいので全部スキップしていたと思う。おともだちとの遊びに参加させてもらうのが恥ずかしくてできずに、外遊びもせず本ばかり読んでいたと思われる。まぁそれでも一応卒園しているわけだ。だからと言って、別に僕は「誰でも卒園できるよ」とは言いません。他人の苦労は想像不可能だ。僕も「なんだかんだなんとかなるよ」と言われてなんとかならなかったことは何度もあるし。ただまぁ、別に人間社会では定められた教育課程を達成する必要は必ずしもないのだ、結局。
教育課程→達成する必要はない。
卒業要件→満たす必要はない。
入学要件→満たす必要はない。
職位に期待される働き→する必要はない。
あるべき姿などクソ食らえだ、ほんと。ただ生きていればまぁ全てはなんとかなっていく。その代わり、優しくしよう。

大事なことはみな、おかいつが教えてくれる。

*1:むろん、「いざとなったら アスリート!」のあとのポンという音に合わせて鼓ふうに口をポンと叩くとか、「からだ ぼうけん」のところで手を平行に上に向けるとか、そういった大人向けのディティールを問うものではない。