駿台模試レポ

駿台模試受けてきました。
簡単に手ごたえを書くと、
・数学…3問完答1問半分完答(「完答」は、正誤に関わらず、最後まで答えを書ききったことを意味するとする)。結構できた。
・英語…全部埋めた。まあまあできた。
・国語…古文は全くできなかったわけではないが、あまりできなかった。漢文はフィーリングでやったが、いまいち。現代文は一問はわりとできたが、もう一問はあまり自信がない。


いっぱしの通ぶって、問題を振り返りつつ感想を述べてみる。
なお、理系の問題についてです。

数学

4問構成。
第1問は小数部分に関する方程式を整数の性質を利用して解く問題。
条件を忠実に不等式にして処理すればわりと簡単にできた。
完答で、ミスがない限り満点とれてると思う。
ということで予想は50点。


第2問は、四面体に内接する球に関する問題。
昨日塾で、東大の、正四面体とか球とかでてくる(東大頻出の)立体図形の問題を解いて、「こういう問題一度も解けたことないんだよなーこういう問題明日出たら死ぬなー」と思っていたが、昨日の経験が生きて、完答することができた。
この問題が解けたのが一番うれしかった。
模範解答を見る限り答えは合っているので、ほぼ満点が狙えると思うが、最後に急いでやったので、荒く書いてる部分があり、何点か減点されてると思う。
予想は45点。


第3問は、円に内接する四角形の問題。
解説によれば、正弦定理や内接四角形の性質や、三角関数の加法定理を用いればできたらしいが、僕は(1)はできたのだが、(2)はぐちゃぐちゃとやったが、答えを出せなかった。
どうもこういう問題を見ると、いろいろトレミーの定理やら方べきの定理やら余弦定理やらを用いてごちゃごちゃとやりはするのだが、答えが出たためしがない。
なぜ答えが出ないのか分析すると、図形に関する定理はいろいろあるので、目的意識をはっきり持って何の定理を使うのかをきちんと考えないといけないのに、むやみに思いついた定理を適用しているからではないかと思う。
というか、僕は図形の問題が代数や解析の問題に比べて苦手のようだ。
ところで余談だが、正弦定理は余弦定理より思いつきづらいような気がする。
しません?
しないか。
予想は20点。


第4問(理系)は、数列の漸化式に関する問題、というのは見かけ倒しで、等比数列・等差数列の性質を普通に適用すればあっさり解けた。
とは言うものの、僕は(1)で符号をミスって領域が全く反対になっていた。
実は、これも昨日塾で領域の問題で符号をミスって苦労したのだ。
テストの直前の学習は意外と重要なのかもしれない。
予想は35点。


総括すると、東大レベルとかいうのでびびってたが、そこまで難しくなかった。
解き終わった直後は、3完1半も解けたのは初めてなので舞い上がって、「成績優秀者として名前が載るかも」などと調子に乗ったのだが、冷静になってみると上位は満点続出だろうから、成績優秀者として載るには4完は必要条件ぽい。
試験時間100分1問50点の200点満点。
1問重いな。
自分の予想点数は、150点。

英語

試験時間100分。
1番Aが要約Bが和訳で60点、2番が長文読解で50点、3番がA自由英作文とB英文和訳で60点、4番がリスニングで30点の合計200点。
開始後50分でリスニングが開始し、約12分放送があるのだが、放送前に2番の長文と1番の要約しか終わってなくて、リスニング終了後は時間がなかった。
この原因は、この一週間英語に触れてなかったため、最初に手をつけた長文読解で英語の勘を取り戻すのに時間がかかったためと考えられる。
ということは、やっぱり英語も直前の勉強が重要といえる。
東大はこんな感じでわりとへビィな問題群っぽいので、スピードも今後の課題だ。
では、問題ごとに。


・第1問A要約
文章はわりと平易で、構成も分かりやすいかと。
こういう問題に慣れてないので、どんなもんか分からないけど、まあポイントをまとめればいいのかな、と思う。
15点くらいはとれてるといいな。
・第1問B和訳
前述の通り時間がなかった。
大体の文意はとれたが、やや構文が複雑なので、時間をかけたいところだった。
(1)のso that〜以下の部分を相当誤解していた。
あと、criticalを「核心に迫る」などと訳したが、この場合「批判的な」のほうだった。
(1)はわりとできていたと思ったが全然ダメだ。
(2)のon your behalf「あなたの代わりに」が分からなかった。
あと、最後のmake a difficult situation less soがよくわからなかった。
予想は(1)11点、(2)11点で、22点。
・第2問長文読解
文の流れを追っていくことが重要だと思われるが、実は文法・語法の知識も重要という問題。
詳しくは分からないが、こういう問題で文法問題の代わりにしてると思われる。
have 〜 onで「〜を着用してる」とかもうそのまま文法問題だしね。
僕は分からなかったのだが。
こういう基本的な熟語の問題が弱い。
「in quick succession」とか。
正誤判定の選択肢の問題は意外と配点が大きいっぽい(センターでもそうだった)が、この選択肢はあまり惑わせるようなものはなかった。
予想は、41点。
・第3問A自由英作文
最近英作文が好きなので、楽しく書いた。
日本語を適当に言い換えて簡単な単語で書けばよいので、手紙文とかは気が楽である。
まあ採点者にゆだねるしかないが、荒く書いたためにミスがある可能性が高いので、予想点数は23点。
・第3問B和文英訳
「自分で決めたことなら」「たとえその結果がうまく行かなくても」と、ifを使いたくなる部分が二つ並んだので困った。
冷静に考えれば、たとえ〜の方はeven ifを用いる方が正確か。
あと、「たとえその結果がうまく行かなくても」で仮定法を使ったが、やはりおかしいような気がする。
「恨む」のような、簡単な単語は意外と難しい。
時間もなかったため、hateとしたが、何か違うよね。
なるほど、resentか。
なんか不自然な部分や日本語に忠実でない部分が多く、「英作文のトレーニング」の間違い例みたいな英文になってるっぽい。
予想点数は15点。
・第4問リスニング
聞けてるのは4割位っぽいが、選択肢や問題が大きなヒントになってるので結構よくできた。
こんなんでいいのかとも思うが、まあ出題者もそれでいいと思ってるからこういう風にしてるんだろう。
予想点数は、25点。


総括すると、まあ手ごたえのある問題ではあるが、Z会で普段やってる問題の方が難しいと思う。
予想点数は200点中141点。

国語

第一問現代文(評論)で、60点。
第二問現代文(エッセイ)で、40点。
第三問古文で、60点。
第四問漢文で、40点。
試験時間100分。
まあ国語は全然ダメでしたな。
古典は特にひどい。
・第一問
わりとわかりやすかった。
それというのも、言葉が僕の知っている日本語だったからだ。
でも、どうも最近現代文の記述が得意でないので、全然ダメかもしれない。
現代文という科目がどうも分からないのだ。
僕自身のコミュニケーション能力の低さにも起因しているかもしれない。
また、(Z会のテキストか速読英単語でそのような英語の文章をやった気がするが)僕が、文章を読んでも自分の中にある思想を確認することにしか使ってないのではないか、つまり文章をダシにして自分語りをしているだけである、ということも原因として考えられる。
謙虚にならなければいけませんね。
予想点数は、40点。
・第二問
第一問より難しく感じた。
結局「西洋と非西洋」という単純な構図で記述をまとめたが、どうなのだろう。
まー回答もそんな感じなのかな。
というか、よくわからない。
読書の経験不足なのかもしれない。
予想点数は、24点。
・第三問
これまで多少は分かってると思うから滔滔と語ってきたのだが、古文はまだまだなので何も語れることはない。
予想点数は、27点。
・第四問
上に同じ。
予想点数は、14点。


総括としては、国語が全然ダメということだ。
そもそも勉強してない。
古文くらいは何とかしたい。
予想点数は、200点中105点。



総括

まあ結構できたが、よくできたわけではない。
まだまだ甘いという感じだ。
国語は全然ダメだ。
これからの課題
・数学
計算力をつける。
図形の問題を訓練する。
解を意識して解く。
・英語
毎日英語に触れる。
熟語力をつける。
常に構文を意識する。
・国語
謙虚に文章を読む。
読書をする(これは無理かも)。
古文の勉強をする。
漢文も勉強する。


といったところか。




さて、少し模試が思ってたよりよくできたからと言って自慢げに話しているのがキモイな、と自分でも思う。
冷静に反省をしなければならない。