『逃げるは恥だが役に立つ』

2巻まで読み。
高齢童貞・高齢処女・文系院卒・高学歴だけど学歴に見合っている(とされる)職につけない人、など色々おもしろい設定はあるけど、あんま読んでて楽しくない。
だいたい、高齢童貞・高齢処女がキレイすぎる。実際はもっととんでもない人が出てくるでしょ。
こんな「いや、全然人間的には何も問題ないんだけれどもたまたま機会を逃しただけなんですよ〜」っていう、それこそみくりの妄想街頭インタビュー(1巻p.56)で語られるような人も世の中広く探せばいるのかもしれないが、実際は色々とんでもない人が出てくる率のほうがずっと高いでしょう*1
まあそういう変な経歴を持つ人を色眼鏡で見てはいけないよという意味ではポリティカリーコレクトな態度なのかもしれず、それはそれでありがたいと思うけど、何にせよ面白みもリアリティもないと思う。
まあ3巻以降面白くなるのかもしれないけど。

*1:自分もそれなりにとんでもない人だというある種の自負をこめて