冬学期(2期制の後半)になって初めて語学以外の文系の授業をとった(記号論理学はまあ……)。
その講義の教官は文学部の人で、文学部に進学したい人を想定して話はしてるっぽいんだけど、その人曰く
「1年で最低100冊本を読め。そのためには1日1冊を読むくらいのペースでちょうどいい」
「読まなくてもいいから、とにかく買え。3冊買って1冊読むくらいでいいから」
ということらしい。
しかし1日1冊読んだらそれだけでその日の講義以外の時間をすべて費やしてしまいそうなんですが。
どんなもんだろう。
そういえば、別の地球物理学の教授は、地球物理学とコントラクトブリッジという2つのことに興味があるけど、平日研究をして土日にブリッジをやっていたら他のことをやる暇はない、と言っていた。
(あ、そういえば森博嗣の名刺交換会に行った話はこのブログには書いてないのか)
まあ森博嗣の名刺交換会にこの前行ったわけなんですが。
そこで、僕が「研究者になるにはいろんなものを捨てて勉強に専念した方がいいですか」という質問をしたら「そうした方がいい」という旨のことを言われたんだよね。
どうなんだろう。
冬学期に入ってから、夏学期の成績がひどかったので、冬学期はまともな点を取ろうと思って、ちゃんと授業にはまじめに出席しているわけですが(理系科目とフランス語以外は)。
英語1の予習をばっちりしたり。
しかしそんなことをしている場合ではないのではないか。
一般的な人生相談の解答としては、「若いうちはいろいろ体験せよ」だと思うんだけど。
でも人生相談とかアドヴァイスとか格言とかのよくない点と言うのは、これらの金言は、大部分の場合はあてはまるけど、少数の例外にはあてはまらないということなんだよね。
ってまあ別に悩んでるわけじゃなくて答えは明らかなんだよね。
いや人生ってほんと短いですね。
たぶん。
(しかし僕がPCに向かっている間に解析入門15ページは読めたし、文庫本1冊は読めたんじゃないか)