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将棋世界3月号の、奨励会にかつて在籍し作家デビューした橋本長道によるエッセイを読んで、新しい知見を得た。
彼によれば、『月下の棋士』は、河口俊彦(老師)が監修しており、老師の「将棋界は10数年ごとに天才が現れ、全世代の天才と名人位をかけて戦う」という将棋観が現れている、という。
なるほどね。
能條純一の力強くシャープな線や異常な登場人物に気をとられていたが、あの老師の将棋観が現れた作品だったとは。
また、将棋界のパラダイム史観とも言うべき「天才史観」が老師に特有のものだ、という視点自体今まで持っていなかったので、新鮮な思いがした。
ちなみに『月下の棋士』はブックオフで立ち読みしてたら血尿やらなんやらの描写で気持ち悪くなってきたので途中までしか読んでません。


あと、新鮮な思いがしたといえば、リレー自戦記で田中寅彦が「恐るべき!米長当時八段の政治力。実は現在の将棋連盟運営も、このリーダーシップに頼っている」という、ある意味で米長批判ともとれる表現を使っているのも、連盟の機関誌たる『将棋世界』には珍しいことかもしれない。しかし、田中寅彦は将棋連盟理事も務めているから、むしろ「米長派」なのかもしれないけどね。
2ch以外から「業界情報」が入ってくる立場にいないので全くそのへんの事情はうかがい知れないが。
そうそう、「そのへんの事情」と言えば、中川大輔が将棋連盟の理事をやめたのは米長に仕えるのが嫌になったから、という噂があるけど。
まぁ早く米長政権崩壊につながればいいなぁ、くらいしか意見はないけど。


他に今月号の見どころとしては、「棋士が聞くプロ対談」で佐藤康光が、先月号の三浦弘行の「しばらく女性を遠ざける」発言に呼応して、「三浦さんにも結婚を勧めます」という発言をしてることとか。


別にtwitterに書いてもいいようなことだったんだけど、やっぱ時代はブログだろと思ったので、もとい、どうせ友達も少ないし…検索性に優れるブログに書こう、と思ったのでこっちに書いてみた。