責任ある大人になる、といった考えがここ1,2週間自分の中で流行っているが、その考え方に基づけば、「休みの日数を自覚する」というのもきっと大人になるためには必要なことなのだ。
あと2日しか正月休みが残っていないわけだが、残り日数を自覚しなければやることを逆算して考えることもできないのだから。
結局、自分のような約束の時間を守れなかったり夏休みの宿題を最後の日*1あわててやるような人種というのは、この逆算をうまくやることができないのである。
それは何か精神論的な問題と考えるよりは、むしろ何か明示的で具体的な認知的課題をうまくこなすことができない、という明確に定義されたinabilityとしてとらえる方が適切であろうし、またこちらとしても気が楽だし対処のしようも出てくるというところがあると思われる。
「休みがあと何日か考えたり、旅行中に『今日が何曜日か』考えることは憂鬱になるのですべきではない」というのが、自分が育った我が家*2で主流の考え方であったが、結局これは人生に対する間違ったアプローチであったのかもしれない。