読書

再読

いや、自分もしてしまうんですが、読書記録とかブログとかで「〇〇を再読」と書くのは少しダサいところはある。「再読」の部分ね。「この本を読むのは今回が初めてじゃありませーん」とか、「この名著を読むのがまさかこの歳になって初めてではありませんよ…

‪永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』

‪永田カビ『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』読んだ。‬ セックスがコミュニケーションってのはそうだろうけど、「自分は今までコミュニケーションの練習積んで来なかったからうまくできない」とかはセックスを神聖視しすぎじゃないのと思った。 別に…

佐々木正悟『すごい手抜き』が人生のバイブルだと僕の中で話題に

すごい手抜き - 今よりゆるくはたらいて、今より評価される30の仕事術 -作者: 佐々木正悟出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2015/12/04メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るいやー素晴らしい本。 ぜひ僕に読ませたい本。…

村田沙耶香『コンビニ人間』

『コンビニ人間』、途中からはパラパラページをめくっただけだが、読んだ。凡庸な異常者である白羽のような「普通」を周りは求めているし、その白羽も変人ぶっているが実はその「普通」を内面化している(からこそ自らの劣位を逆転させようと躍起になってい…

中室牧子『「学力」の経済学』

表題の本読み。概ね、前半は教育経済学の成果のやや雑多な紹介、後半はエビデンスに基づく教育政策決定の擁護。 後半に関しては、全く以っておっしゃる通り。 ただ、同時に、日本ではなかなか理解を得るために苦労しそうだなという気も遺憾ながらする。前半…

青木薫『宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論』宇宙はなぜこのような宇宙なのか――人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)作者: 青木薫出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/07/18メディア: 新書この商品を含むブログ (9件) を見る読了。 お話として…

長門の100冊*1を読む企画の2回目です。 1回目は5年前(http://d.hatena.ne.jp/four_seasons/20061025/1161706804)。 今回はこちら。 グレッグ・イーガン『順列都市』。順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF)作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メー…

こんな気持ちよく晴れた日は木陰で読書に限る。

というわけでhttp://d.hatena.ne.jp/four_seasons/20061021で思いついた、長門の100冊を読む企画の第1回です。 ウロボロスの偽書 (講談社ノベルス)作者: 竹本健治出版社/メーカー: 講談社発売日: 1993/08メディア: 新書 クリック: 9回この商品を含むブログ (…

http://d.hatena.ne.jp/CAX/20060417/nagatoyuki 長門有希の100冊 寡聞にして今頃知りました。 読んだ本や読もうと思ってた本も結構あるので、暇だから全巻レビューでもやりますか。 第1回はウロボロスの偽書。

「米澤穂信 痛い」で検索すると『ボトルネック』の感想ばかり。 心に迫るような辛い感情の方の「痛い」か。 「こいつ痛いなー」というときの「痛い」、お塩先生に対して抱く感情の「痛い」、の方の「痛い」なのですが。 『氷菓』のブログとかでの評価は概ね…

もてない男―恋愛論を超えて (ちくま新書)作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/01メディア: 新書購入: 4人 クリック: 121回この商品を含むブログ (173件) を見る読みましたよ。 ようやく。 まあただのエッセイ集くらいの感じで、参考文献が…

モン・スール (ガムコミックスプラス)作者: きづきあきら出版社/メーカー: ワニブックス発売日: 2006/07メディア: コミック購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (43件) を見る以下はこの作品についてネタバレを考慮せず語っています。 サークルの…

小谷野敦の「俺も女を泣かせてみたい」の表題作を立ち読みした。 まあ表題の通りの内容なので、女性が読んだら「何じゃこりゃしねばいいのに」と思うかも。 確かに泣かせてみたい。 要約すれば冷酷な男はかっこよいという話だが、そういえば、僕は冷酷な男と…

結局この時間まで粘ったがブログをうまくまとめることができなかった。 まとめることができなかったというよりも、何を信じていいかわからないという感じだが。 僕はどうやら読書量が少ないようであるので、必死こいて考え出したことはとっくに他の人が言及…

ぴたテン1-8巻 コゲどんぼ・作

んー漫画もあまり読んだことが無いので感想をどう書いていいものか困りますが。 とりあえず何がいちばん萌えたって美紗さんのうさぎの髪飾りでした。 常にかわいい女の子が出てきてると、常に心を萌えで満たしながら読めるからいいね。 こういう漫画を読んで…

ホーンテッド! 平坂読・著

前半は、色々ネタが詰まった、設定の練られたラブコメだな〜くらいに思ってたら、後半は一転。 主人公の饒舌さとか、主人公がすごく感情的になったりしておきながら実はクールで計算高いところとか、二つ名のつけ方とか、人間とは思えないような超人が登場す…

数学は世界を解明できるか 丹羽敏雄・著

タイトルは嘘っぽい。 「数学は」じゃなくて「数理科学は」くらいっぽい。 途中まで読んだが、「おわりに」の最後のページに書いてあることがあまりにも怪しげなので著者名でぐぐってみたら、予想通りあっち系の人だったので読むのをやめた。 まああっち系っ…

神狩り 山田正紀・著

つまらなかった本の感想を長々と書くほど暇ではないので(っていうかさっさと明日の予習しろ!>僕)簡潔に書くけど、どうも乗り切れなかった。 中学生だったらなんとか乗れたかもしれないけど。 ていうかこの主人公科学者っていうよりただの神秘主義者だろ。…

金閣寺・三島由紀夫著

わからないこと 「私」にとって金閣とは何なのか 美とは何か 「私」にとって和尚とはどういう存在なのか 柏木が「私」に最初に語った「エロティシズムの論理」 なぜ「私」は金閣を焼いたのか(世界を変えるため?檸檬爆弾みたいなもん?多少違う気がするが)…

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 桜庭一樹・著

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,むー出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2004/11メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 847回この商品を含むブログ (510件) を見る続きを読む以降に感想は書きます。

白い花の舞い散る時間 友桐夏・著

白い花の舞い散る時間 (コバルト文庫)作者: 友桐夏,水上カオリ出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/09/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (142件) を見るネタバレを含むため「続きを読む」以降に書く。

 ローゼンメイデン1〜6巻

京都はいい街だった。 元首都なのに東京のようにごみごみしてなくて自然が残ってるところがいいね。 ふたば書房京都タワー店でローゼンメイデン1巻から6巻までを購入。 東京の書店では見かけなかったのだが余裕で有った。 読んだ。 まさに「可憐で苛烈」とい…

凉宮ハルヒの憂鬱 谷川流・著

あ、夢か。

はじめての構造主義 橋爪大三郎・著

おとといの日記を受けて読んでみた。 「構造主義とか。」と言ったので,とりあえず一番読みやすそうな本で。 なんか微妙ですが。 「女性の交換」という話はなるほど、と思ったのだが,神話学については嘘くさいと思った。 神話学によって実際にどのような構…

マリア様がみてる イン ライブラリー 今野緒雪・著

軽くですが内容に触れてますので未読の方はご注意ください。 明らかなネタバレは白字で書きますので。 非常によかった。 マリみてでも最高傑作のひとつだろう。 チョコレートコートは特に(典型的かもしれませんが)。 真純と寧子の微妙な関係性と、それに気…

歯車 芥川龍之介著

読んだら頭がおかしくなるかと思ったが別にならなかった。 わりとこんな感覚はあるよな、と思った。 「どうもした訣《わけ》ではないのですけれどもね、唯何だかお父さんが死んでしまひさうな気がしたものですから。……」

電波男 本田透・著

まあ面白かったですな。 普段ぼんやりと思っていたこと(DQNによる女の寡占化が起こってるとか)を強力にして述べてくれたという感じ。 ただ、残念ながら所詮は妄想にすぎないのだが。 あかほりシステムとかいうのも僕のような非モテにとっては良い自虐ネタ…

灼眼のシャナ 高橋弥七郎・著

(isbn:4840222185) なんにせよ人の感想なんて読むもんじゃないので、白字にしますね。 ネタバレ注意。 感想。 戦闘シーンにはあまり燃えない僕ですが、シャナのツンデレのデレっぷりはいいですね。 特に最後にチョコスティックをあげるのにはもう。 あと、お…

西尾維新「ネコソギラジカル 上 十三階段」感想とは限らず。

※感想らしきものが書いてあるので、「ネコソギラジカル 上 十三階段」について読む前に何の情報も得たくないという方は読まないで下さいね。 読みました。 まあ上巻だけなんであれなんですけど。 哀川さんもなんだか今回はちょっと頼りなげ。 狐面の男と十三…