雑記

2024年の抱負

まずね、1年の大計画を元日に立てるのは圧倒的に間違ってるんですよ。 俺ぁ馬鹿だからよぉ、難しーことはわからねぇがよぉ、それが間違ってるってことだけは分かる。 というのは、大それた大目標はそのために日々何をしたらいいかが分からなすぎるから。とい…

草野さんの「人間宣言」

https://news.livedoor.com/lite/article_detail/25120963/ついテレビの「中の人」は箱の中の小人*1、内面を持たないキャラクターであって、我々と同じように悩み、疲れる人間ではないかのように感じ、番組は永遠に続くかのような錯覚を抱いてしまう。 しか…

なぜ留学なのか

前前及び前エントリに書いたように、イギリスでなんだかんだ不便な思いをすることも多い。 一応理論的な反論を前エントリのとおり用意しているものの、なんだかんだ「なんでこんな不便な思いを…」と思うこともしばしばではある。 不意に、「日本で暮らしてい…

舶来品

「日本から仕入れた貴重な〇〇(だから大事に使わないと)」という考え方は本当によくないと思う。海外に滞在する日々が、攻囲されて兵糧攻めを食らっているような「ただ過ぎ去るのを待ち望む苦行の期間」になってしまう。ではどうすればいいのかとなると難…

海外旅行あるある

これといっためぼしい活動ができないうちに、何かを探してさまよっていたりしたら時が経つ。しかし今回僕は短期の海外旅行ではないので、それもまた一興、というかむしろ寄り道や無駄なうろつきは推奨される。

デイズ

この3日間くらいは元気ないデイズが続くが、これはもうしょうがない。 先にお天気予報しておきます。 どうせ大したことはできない日だと開き直っておけばかえって元気でいられる。

On temporal follies

遅刻したり期限に遅れたりしがちである自分の分析を今日が何曜日か考える - 留学日記にも少し書いたが、このテーマについては最近よく考えている。 上述の記事でもある種の計算がうまくできないというinabilityとして捉えるべきと書いたが、具体的にはどのよ…

20230104

明日から仕事が始まることに憂鬱で死んでいた時間が少々と、家事少々。 しかしこれを書いているのは仕事始めの日の朝なわけだが、なぜ休みのうちにもっとはつらつとしていなかったのかと後悔。

今日が何曜日か考える

責任ある大人になる、といった考えがここ1,2週間自分の中で流行っているが、その考え方に基づけば、「休みの日数を自覚する」というのもきっと大人になるためには必要なことなのだ。 あと2日しか正月休みが残っていないわけだが、残り日数を自覚しなければや…

なじみの個室

職場では1日のうちに複数回トイレの個室*1に入ることになるわけだが、毎回同じ個室を選ぶか、毎回違う場所を選ぶとするか、2つの戦略がありうる(それぞれ、固定戦略、移動戦略ということにする)。病原体との接触を避けるという観点から、いずれの戦略を選…

鍵と錠

考えてみれば日本語は「鍵」の一言で鍵も錠も指してしまうことが多い。しかし、考えてみれば勝手に開かないようにするためにドアなどに設置される機構と、それを解放するために用いる器具は別の概念である。 英語ではkeyとlockで区別されているが、日本語の…

モンスターズ・ユニバーシティの何がそんなに気に食わないのか

いや、かなり好きな映画なんですよ。まず大学が描かれているのがいい。そして、それが否定されているのもいい(歪んだ感情)。 あと、にわかに自分が青春のスポットライトをちょっと浴びて、リア充なれるか?!みたいなドキドキ感が描かれているのもいい。し…

(ネタバレ)モンスターズ・ユニバーシティより

モンスターズ・ユニバーシティの中のセリフをネタに、英語について考えてみたい。 It would have taken you a miracle for you to... (ネタバレをなんとなく避けるために迂遠な言い方→)(物語中盤、第1ラウンド終了後、校長がマイクに冷たく言うシーンより…

粒度

何かが組み合わさって出来上がったものは、 (a)その組み上げ方が問題だから (b)思考の単位として、考えるに適切な単位があるから という2点において、単なる構成要素のリストではない。 (a)は、同じアミノ酸から成るタンパク質でもその一次構造が異なればタ…

腹落ち

もう35歳になる年度なので、人間ドックを受けてきた。 あの検査着を着せられるのはロートレックの「ムーラン通りの医療検査」のような気分になるわけだが、腹部エコーされながら薄暗い天井を眺めていると、見知らぬ天井ならぬ、これがやがて還っていく天井か…

道程

もう今年度で35歳ってやばいなまじで、誰がどう考えても若者とは言いがたい、アナゴさんくらいの年齢になっている、同級生たちはどうやってこれに対処しているんだろう、一つの方法は子どもを作ってその成長で自分たちの年齢はうやむやにしてしまうというも…

妖怪

「部下が有能なのに嫉妬して何でもかんでもイチャモンつけてくるカス」とかいう妖怪みたいな存在が世の中に実在するから怖いよな(一般論です)。 自分がもし困難を抱えた子どもだったらハリー・ポッターシリーズに登場する「まね妖怪ボガートの対処法(リデ…

恩師

例えば藤井聡太とか大谷翔平のような偉大な人が、過去の教師・指導者に対し、どのような位置づけとみなすか、ありうるパターンを考えてみる。 まず敵対的なものとして、 (1)自分の成長を阻害した というものがありうる。 阻害された原因として、 (1a)(自分…

『ゴーストバスターズ』(2016)

結構楽しめた。 エリンのキャラがよかった。 個人的には、学者が「学者キャラ」じゃなく出てきて、キャリアとかで悩んだりしている時点でかなり推せる。 パティのキャラもよかった。 学はないけど、人々の心の機微や、NYの地理や歴史に通じており、 たった一…

大人の本を読むべき時

中学校に入学した時、まあまあ立派な図書館があり、その蔵書数とラインナップに興奮して、「ついに『大人の本』を読むべき時が来た」と思ったが、(周りの人の神童エピソードを聞くと、大抵小学校の頃から難しい本を読んでいるので恥ずかしくなるのだが)自…

両論併記

特定の医療行為に関して、予想されうる通常の範囲の副反応をニュースとして報じることは、中立的な行為では決してなく、「これは何か報じるべき出来事である」という強いメッセージを発信している。 理科の教科書に、「ある人は進化論を信じ、ある人はインテ…

ふわとろ

朝、小松菜と卵のスープににんじん入れることもできるんだけど、朝は時間がないのでにんじんは諦めて小松菜一本で勝負する、この妥協がkeeps our project going. 妥協というよりも「これでいいのだ」と確信する、といったところ。

time-frame

NEDCは、凍結胚に有効期限はないとしている。しかし技術の耐久年数によるタイムリミットはある。世界で初めて凍結胚を使った体外受精での出産は1984年、オーストラリアでのことだ。 (27年間凍結されていた受精卵、無事赤ちゃんに 最長記録 - BBCニュースよ…

今更モーコー

『抱いてHOLD ON ME!』はエロい 中学生のときには『抱いてHOLD ON ME!』を「なんだかエロい歌だなあ」と思っていたが、先程歌っていたら大人の目で見てもやはりエロい歌だと気づいた。というかエロソングじゃん。 そこではたと「初期のモーニング娘。は、な…

戒厳令下の子どもたち

急に外出できないような状況になったときに、我々は基本的には自由に外出したり密集したりできるのだ、今は例外であり、「わざわざ」この状況に特化した対応を取るほどではない、というような態度を取ることは、もちろん我々の生活の基盤がそのように(頻繁…

語彙力〜的なノリについて

どういうコミュニティでかということは最近の世間の動きがわかっていないので正確にreferできないのだが、「(何かのコンテンツがよすぎて)語彙力(消失してしまって稚拙な表現でただただよかったということを伝えるしかない)〜」的な表現があるけど、あれ…

知らんがな

1個前のエントリに書いたことがらについて、真面目に説明する気がどこまで自分にあったかは謎だが、人に説明したところまったく理解されずそれどころか「知らんがな(大意)」と言われ、自分が面白いと思うことがらは(本来大事であるのに)あまり理解されな…

そこのサンタさん、いいものありますよ

ノジマの広告「そこのサンタさん、いいものありますよ」の構造で面白いところ。ここで、子どもはサンタさんというものは、フィンランドあたりの若干非日常的な存在(場合によっては超自然的存在)だと考えているものとする。子どもの解釈 「この広告はフィン…

of no importance

なーんか決意ばっかりしていて申し訳ないけど、僕としては必死で自分に言い聞かせないとそういう考え方に馴染むことができないので。僕のマインドセットは、何かをなすことは基本的にはできない、というものであったのだけれど、なんか別に、なんでも、でき…

顔が濡れて力が出ない

アンパンマンが「顔が濡れて力が出ない」というのは、*1「顔が濡れる」=「悲しいことがあって涙が出る」ということで、人が悲しいことがあると活力を失ってしまうということの文学的表現ではないかということにこの歳にしてようやく思い至った。いや、もし…